自宅の防犯対策をしっかりして安心して生活したい。
空き巣の手口は?ピッキングで開けれない鍵ってないの?
空き巣はどこから侵入してくるのが多いの?
窓を割られないようにするためには?
防犯対策とは一口に言っても様々な方法があります。
家に侵入させない対策(ドア、窓の防犯強化)と、家に侵入された時の対策(警備会社や警報機)で大きく変わります。
この記事では空き巣を侵入させない対策方法について詳しく解説をしています。
空き巣の手口を知っておく事で、対策方法も見つかるはずです。
ピッキングで開けれない鍵や割れない窓ガラスなど防犯に役立つ情報も載せていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
空き巣の手口6選
特殊な工具を使って、玄関や勝手口の鍵穴から鍵を開ける手段です。
今の時代、ピッキングに使用する工具もネットで簡単に買えてしまうので、手口は巧妙化しています。
痕跡が残らず、侵入された事に気づかない可能性があります。
玄関や勝手口のドア内側にあるサムターン(鍵を開閉するつまみ)を回して鍵を開ける手段です。
ドアの隙間や、郵便受けなどから針金を通してサムターンに引っ掛けて回す手口です。
シリンダー(鍵穴)をドリルで破壊して開ける手段です。
又、ドアの隙間にバールを入れて、こじ開ける場合もあります。
マイナスドライバーやガスバーナーで窓ガラスの一部を破り、手を入れて、クレセント錠(窓の鍵)を外す手段です。
施錠していないドアや窓を探し、そこから侵入する手段です。
鍵を目につく場所(玄関付近など)に保管している場合、その情報から合鍵を作成する事が出来ます。
作成した合鍵を使って侵入する手段です。
鍵にはキーナンバー(識別コード)が刻印されているものが多く、キーナンバーがわかれば誰でも簡単に合鍵を注文できます。
空き巣の侵入手段で1番多い手口は?
中高層の建物は無締まり(35.6%)
空き巣を侵入させない防犯対策
防犯性能の高い鍵に交換する
防犯性能の高い鍵とは
▶︎ピッキングに耐久性が高い
ギザギザの鍵よりもディンプルキー(鍵の表面にくぼみがある)の方が耐久性が高い
▶︎錠破りに耐久性が強い
シリンダー内部に鋼鉄素材が使われている
▶︎他人が合鍵の複製をすることができない
メーカーに管理されていて合鍵を作成する時、本人確認ができるものが必要
電子錠は防犯性能は高いの?
防犯性能の高い鍵への交換は▼
補助錠を取り付ける
ワンドアツーロックとよく耳にしますが、最近の家ではドアに2つ以上の鍵がついている場合が多いです。
鍵が複数あるということは当然、開ける作業にかかる時間も倍かかるということです。
また、空き巣は侵入しやすい家を狙いますので、鍵が2箇所以上ある家は狙われにくくなります。
防犯サムターンやカバーを取り付ける
鍵の防犯対策をしても、内側から開けられてしまっては元も子もありません。
・サムターンカバー
サムターンをカバーで覆う事で針金などでサムターンに引っ掛ける事ができません。
簡易的に対策でき効果も高いでしょう。
・スイッチ式防犯サムターン
上下のスイッチを押しながらでないと回転しない仕組みになっています。
・取り外し式サムターン
サムターンが鍵になっていて、外していると内側から開ける事ができない仕組みです。
どこに売っているの?
防犯ガラス、防犯フィルムで強化する
普通のガラスは数秒で破られてしまいます。
防犯ガラス、防犯フィルムで強化する事で5分以上の耐久性になります。
耐久性が高い
耐用年数が長い(20年程度)
値段が高い
値段が安い
どんな窓でも使える
耐用年数が短い(10年程度)
鍵付きのクレセント錠に交換する
空き巣は大きな音を嫌がります。
ガラス破りでもできるだけ音を立てないようにクレセント錠付近の一部を手が入る大きさに破るといった手段を使います。
鍵付きのクレセント錠とは
鍵がないと金具が外せない仕組みになっています。
これだと、手が入っても窓は開きません。
窓一面を破って侵入するしかないというわけです。
鍵を外から見える位置に保管しない
玄関付近や、窓から見える位置に鍵を保管していると、鍵に刻印されているキーナンバーを見られてしまう恐れがあります。
ほとんどの鍵はキーナンバーがあれば誰でも合鍵の注文ができてしまう為、非常に危険です。
ピッキングで開けられてしまう危険な鍵2選
あなたの家は大丈夫ですか?
もしこの鍵を使っていたらすぐに交換しておく事をお勧めします。
鍵穴の形が【くの字】で縦長である事
鍵は両溝キー(両側がギザギザになっている鍵)
ピッキングに耐久性が非常に弱い為、すでに廃盤になっています。
ほんの数秒で大きな音や痕跡を残さず開ける事ができます。
未だに使われている方は多いので注意しましょう。
鍵穴の形は様々、縦長であること
鍵は片溝キー(片側がギザギザになっている鍵)
現在も製造されていて多くの方が使われております。
ただ、古いピンシリンダーはピッキングに耐久性が弱いので数分で開けられてしまいます。
また錠破りに耐久性が非常に弱く、数秒で壊されて開けられる可能性があります。
注意!空き巣に狙われやすい場合とは?
空き巣は留守中を狙っています。
郵便物がポストに溜まっていたり、雨の日でも洗濯物が干しっぱなしだと家に人はいないと思われてしまい狙われる可能性が上がります。
空き巣は鍵の種類を熟知しています。
防犯性能の低い鍵は一目で見分ける事ができるでしょう。
当然、侵入しやすい家は狙われやすくなります。
SNSに旅行にいくなどという情報をあげてしまうと、その間、家は不在だと教えているようなものです。
最近ではSNSでマーキングするというケースも増えているので注意しましょう。
防犯の事はプロに頼むのが安心
プロの専門の知識や経験から家の特徴にあった防犯対策の提案ができるでしょう。
まずは相談してみてはいかがでしょうか?
鍵の事なら鍵屋が良いでしょう。
専門的な知識と技術があります。
普段は鍵開けの仕事もしているので、空き巣目線での防犯対策も提案できるでしょう。
鍵のメーカー | GOAL |
鍵の型式 | AD |
作業時間 | 15分 |
現状の鍵はギザギザの鍵でピンシリンダーというタイプの鍵です。
防犯の性能的にはあまり強くないので今回もっと防犯性能の強い鍵に交換したいということになりました。
予算はできるだけ抑えたいということで、GOALのGPのシリンダーに交換することになりました!
こちらの鍵はディンプルキーですが、費用も抑えられます!
防犯ガラスや、窓の格子の取り付けなど鍵以外での防犯対策にも幅広く対応できるでしょう
ただ専門的な部分は特化しているわけではないので注意しましょう
警備システムや防犯カメラなど防犯の事は幅広い対応ができます。
防犯には強い味方と言えますが、月々にかかる費用などの事も考慮しましょう。
まとめ
✔️空き巣の手口は
・ピッキング
・サムターン回し
・錠破り
・ガラス破り
・無締まり
・合鍵作成
✔️空き巣の手口で1番多いのはガラス破り
✔️空き巣の手口に応じて対策しておく
✔️鍵だけでは不十分。内側も対策が必要
✔️窓ガラスは破れにくくする事はできる
✔️窓ガラスが破れても鍵付きクレセントなら窓は開けれない
✔️空き巣に狙われないように対策する事も大事