金庫を壊して開ける!バールやハンマーを使って金庫をこじ開ける方法!

鍵を開けたい

金庫の鍵を紛失して開けれない…なんとか中の物を取り出したい

金庫を壊すためにはどんな工具が必要?

金庫のどこを壊せば開くの?

壊した金庫は粗大ゴミで処分できる?

鍵のない金庫を開けるとなると、まず壊して開けるという事が思い浮かびますよね。

金庫にも種類があり、サイズや重量が様々です。

サイズや重量が大きい金庫は扉も分厚く、ただやみくもに力まかせで壊すのは困難です。

ここでは・・・

▶︎種類別の金庫の仕組みと構造

▶︎金庫をこじ開けるポイント

▶︎金庫の処分方法

を詳しく解説しています。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

お急ぎで金庫を開けたい方は▼

金庫の種類

手提げ金庫

手に持って運べる重量の軽い金庫で、耐火性能がない金庫になります。

耐火金庫

備え付けの重量の重い金庫です。

内部にコンクリートが入っていて耐火性能があります

サイズは高さが30㎝程度のものから、1m以上の大きなものもあります。

防盗金庫

防盗金庫

耐火金庫を更に破壊に頑丈な構造にした金庫です。

非常に重量があり、持ち運びはできません。

耐火性能はどこで見分ければ良いの?

A.基本的には金庫にJIS規格のシールが貼ってあります。

シールがない場合の判断基準としては、金庫の内部にコンクリートが入っているので、重量の大きい金庫は耐火金庫である可能性が高いです。

金庫の仕組みとこじ開け方

手提げ金庫

仕組み

レバーを動かす事でフック状の金具が外れてロックを解錠する仕組みです。

こじ開け方
用意するもの:バール、グラインダーもしくは金ノコ

【方法①】

金庫の隙間からフック状の金具をグラインダーや金ノコで直接切断する

【方法②】

金庫の隙間にバールを差し込んで、テコの原理で金具ごとこじ開ける

耐火金庫

仕組み

鍵とダイヤル番号の場合や、テンキー(電子金庫)の場合があります。

鍵やレバーを動かす事で金庫の扉のかんぬきがおさまり、ロックを解錠する仕組みです。

こじ開け方
用意する物:バール、ハンマー、グラインダー

金庫の種類サイズによって扉の厚さや、デッドボルト(カンヌキ)の数が違います。

手提げ金庫のような小さな金庫は比較的簡単にこじ開ける事はできますが、備え付けの耐火金庫等はとても頑丈で、かなりの力仕事なので半日〜数日かかる場合もあります。

【方法1】

かんぬきをバールやグラインダーで破壊、または切断する

⚠︎耐火金庫は扉が分厚いため、グラインダーの刃が届かない場合があります。また金庫によってかんぬきの位置が違うため、外側から位置がわからず、かなり難しい作業になります。
⚠︎隙間がほとんど無くバールを差し込むのがかなり大変です。

【方法2】

蝶番を切断してバールでこじ開ける

残念ながら蝶番を切断するだけでは金庫は開きません

蝶番をグラインダーで切断することで、金庫の扉に少し隙間ができます。

それにより、バールが差し込みやすくなります。

バールを差し込むことができれば、テコの原理でかんぬきごとこじ開けます。

電動工具は指の切断などの大怪我につながる恐れがありますので細心の注意が必要です。またバールが勢いよく外れて顔に当たるなど危険が伴いますので、自己判断でお願いします。

防盗金庫

仕組み

鍵とダイヤル番号の場合や、テンキー(電子金庫)の場合があります。

レバーを動かすと金庫の扉のかんぬきがおさまりロックが解錠される仕組みです。

こじ開け方

頑丈な構造に加えて扉も分厚く、かんぬきの数も多いです。

個人で防盗金庫をこじ開けるのは非常に困難です。

専門の業者に依頼することをおすすめします、

鍵屋なら金庫を壊さず開ける事ができる

金庫を壊すのではなく、専門の技術で鍵や暗証番号を解読して開ける事ができます。

鍵を紛失した場合

ピッキングで開ける

シンプルな鍵の場合はほとんど開ける事が可能です。

詳しくはこちら 金庫鍵を開ける方法

鍵を作成して開ける

鍵穴や鍵番号からスペアキーを作成して開ける事が可能です。

スペアキーがあるので再度金庫を利用する事ができ、金庫の処分費用がかかりません

詳しくこちら 金庫鍵を作成する方法

暗証番号がわからない場合

ダイヤルの感触や振動で暗証番号を解読して開ける

ダイヤルに触れるだけで暗証番号を解読する方法です。

かなりの技術が必要なので、金庫によっては開けられない場合もあります。

詳しくこちら 金庫のダイヤル

金庫の鍵開けにかかる費用お見積もりは▼

金庫の処分の方法

金庫のサイズ、種類によって処分方法は異なります。

金庫によって粗大ゴミで処分できないものもありますので確認しておきましょう。

自治体で処分

耐火性能のない手提げ金庫などは粗大ゴミで処分が可能です。

▶︎手続き方法

【ステップ①】

電話、FAX、ネットから申し込み

【ステップ②】

コンビニやスーパーで手数料分のシール券を購入するか、ネットからキャッシュレスの支払い手続き

【ステップ③】

指定された日時と場所に粗大ゴミを出しておく

サイズの大きい金庫や耐火性能のある金庫は粗大ゴミとして処分はできません。

手間もあまりかからず、費用も抑えられる方法です。ただ少し日数がかかる場合があります。
不用品回収業者で処分

不用品回収業者なら、自宅や会社まで引き取りに来てくれるので手間がかからず処分できます。

業者によっては、即日対応も可能です。

ただ処分費用は割高になります。

▼手続き方法▼

【ステップ①】

ネットで不用品回収業者を検索して、選ぶ

【ステップ②】

電話やメールで問い合わせして、引き取り日時を決める

【ステップ③】

引き取り後、料金を支払う

手間がかからず、即日でも対応できます。ただ費用が割高になります。
販売店で処分

金庫を購入した販売店で処分する事ができます。

ただ持ち込みが必要なので、サイズの大きい金庫などは運ぶのが大変で手間がかかります。

(有料で出張サービスもあります)

▼手続き方法▼

【ステップ①】

販売店に処分する金庫を持ち込む

【ステップ②】

下取り価格や処分費用の見積もり査定

【ステップ③】

料金の支払い

(出張引き取りができる店舗の場合は問い合わせの時に伝えましょう)

金庫を販売店に持ち込む手間がかかります。また、出張引き取りの場合は、出張料や、運搬費などが別途にかかる場合があります。
オークションサイトで売る

新品に近い金庫ならばメルカリやヤフオクで売ることも可能です。

備品の欠損や、状態の悪い金庫は売れ行きも悪く、サイズや重量の大きいものほど送料負担が増えます

▶︎手続き方法

【ステップ①】

オークションサイトに出品

【ステップ②】

購入者との発送の打ち合わせ

【ステップ③】

金庫の発送の手配

手間と時間はかかりますが、状態のよい金庫なら処分費用がかからず、更にはちょっとした小遣い稼ぎになる場合もあります。ただ、備品の損失や、状態の悪い金庫などは買い手が見つからず、手間と時間だけがかかってしまう場合も…

まとめ

✅金庫のサイズや重量が大きいものほど壊して開けるのは困難になる

✅金庫のこじ開け方

手提げ金庫:バールやグラインダーでフック金具を破壊する

耐火金庫:グラインダーで蝶番を切断し、バールとハンマーで扉をこじ開ける

防盗金庫:基本的に個人での破壊は困難

✅鍵屋に依頼すれば金庫を壊さずに開ける事ができる

✅金庫の処分方法

①粗大ゴミで出す(耐火金庫は不可)

②不用品回収業者に引き取りを依頼する

③販売店に引き取りを依頼する

④オークションサイトに出品する

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