※鍵が中で【折れてしまった場合】は、こちらをご参照ください。
急に鍵が抜けなくなった!引っ張ってもびくともしない…
力いっぱい引っ張ると鍵が壊れてしまうんじゃないか…
鍵が挿さったまま放置しておくのは不安…すぐに解決しておきたい!
どうしよう!鍵が開けられない!閉められない!
鍵穴内部の部品の噛み合わせに異常が起こると鍵は抜けなくなることがあります。
鍵が抜けないまま放置しておくのはとても危険です。
目を離したら、不審者に鍵を悪用されるかもしれません。
かといって無理やり引き抜いたりすると、鍵が壊れて使えなくなる可能性もあります。
この記事では・・・
▶︎鍵が抜けなくなる原因
▶︎鍵を壊さず抜く方法
を鍵屋で培った経験から詳しく解説しています。
まずは慌てず、落ち着いて対処していきましょう。
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鍵が抜けなくなった時の3つの対処法
鍵を引っ張りながらゆっくり回す
鍵には抜ける位置があります。(基本的には鍵を差し込む時の鍵穴の位置が鍵の抜ける位置です)
パニックになっていて気づかず鍵が抜けなくなったと思い込んでしまうケースがあります。
多少でもその位置からずれているといくら引っ張っても鍵は抜けません!
わかりにくい場合は、少しの力で鍵を引っ張りながらゆっくり360度(鍵によって可動できる全域)回します。
抜ける位置にきたら鍵は抜けます。
鍵を小刻みに揺さぶりながら抜く
揺さぶる方向は、鍵穴の向きに合わせます。
縦長の鍵穴→上下
横長の鍵穴→左右
コツはあまり力はかけずに揺さぶりながらゆっくりと引き抜くことです。
鍵穴に潤滑剤を入れて抜く
鍵が挿さっているため、鍵穴は埋まっています。
そのわずかな隙間から、潤滑スプレー(クレ556の様な油成分はNG)をしてみましょう。
もし、シリンダーを取り外せるのなら、スプレーをしてから鍵穴を上に向けると、内部で潤滑剤が奥まで流れて浸透する可能性も上がり、より効果があると思います。
シリンダーの外し方はこちらへ
鍵が抜けなくなる原因
鍵を抜く位置が間違っている
パニックになると、普段使っている鍵でもさし込みの向きや、鍵の抜く位置がわからなくなるケースがあります。
鍵が壊れたと思い込んで強引に抜こうとしたり、業者に依頼するのは余計な時間や費用がかかってしまうのでまずは冷静に対処することが重要です。
鍵穴内部のホコリや汚れ
鍵も長い年数使っていると、鍵穴にホコリや小さなゴミが溜まっていきます。
鍵穴の内部は精密な構造になっていて、
汚れやホコリでも内部の部品の隙間に入りこむ事で動きが悪くなり、抜けなくなる原因になります。
鍵穴内部の潤滑剤が減っている
元々鍵穴には部品の滑りをよくする潤滑剤が入っています。
鍵を使う年数が長くなるにつれ潤滑剤は減っていきます。
また、家族が多い、出入りが多い場合だと鍵の使用頻度も多く、潤滑剤の減りは早くなるでしょう。
それにより、内部の部品の動きが悪くなり、抜けなくなる原因になります。
鍵穴内部の部品の変形
鍵穴内部には精密な部品が複数あり、経年劣化で摩耗や変形が起こります。
それにより、噛み合わせが悪くなり鍵が抜けなくなる原因になります。
特に、鍵の回りが悪いなどの症状があった場合など、無理に鍵を使うことで負荷がかかりますので変形してしまう原因になります。
鍵が曲がっている
普段持ち歩いている鍵が気づかない内に曲がっている場合など、曲がった角度によって、鍵の溝とシリンダー内部の部品の噛み合う位置がずれてしまう為、鍵が抜けなくなる原因になります。
合鍵の精度が良くない
合鍵を複製すると純正の鍵に比べて精度がわずかに落ちます。
更に合鍵から合鍵を複製したとなれば、その分精度は更に落ちます。
それによって鍵の溝の角度が鋭角になり鍵穴内部の部品に引っかかって抜けなくなる原因になります。
合鍵を作る場合は必ず純正鍵から複製しましょう。
詳しくは合鍵の作成へ
差し込む鍵を間違えている
当たり前のことでなのですが、そもそも違う種類の鍵を差し込むと抜けなくなる可能性が高いです。
大抵は鍵穴の形が鍵によって違うので、 違う種類の鍵は入らないのですが、鍵穴より小さい鍵などは間違えて差しこんでしまう可能性もあります。
違う鍵だと、溝の位置や角度も合わず、鍵穴内部の部品が動かなくなってしまい抜けなくなります。
酔っ払って別の場所の鍵を差し込んだ、鍵を交換した事を知らずに、帰省した時に間違えて以前の鍵を差し込んでしまった などのケースがあります。
どうしても鍵が抜けない場合は?
上記の方法でも鍵が抜けない場合は無理に鍵を抜くのはやめておきましょう。
鍵が壊れてしまうと余計な手間や費用がかかってしまいます。
別の方法を紹介します。
鍵屋に依頼する
費用はかかってしまいますが、手っ取り早く解決できる手段でしょう。
電話一本で、現場まで駆けつけてその場で解決が可能です。
※作業内容によって異なる。また、ドアが開いていない場合は鍵を開ける作業が別途必要
※依頼する鍵屋選びは気をつけましょう。中には、高額な業者があります!
シリンダー自体を交換してしまう
自力ではどうにも抜けそうにはないのであれば、鍵を交換するのもひとつの手だと思います。
中には業者に鍵抜きの依頼をするよりも交換する方が費用的に安くつく場合もありますので。
ドアが開いているのであれば、自身で鍵を交換できる場合もありますので
詳しくは自分で鍵交換方法へ
やってはいけない鍵の抜き方
強引に力任せに回したり、鍵を引っこ抜く
強引に力技でやると鍵が壊れる可能性がかなり高いです。
また、鍵が折れて、鍵穴に残ってしまうおそれもあります。
クレ556の様な油成分を入れる
鍵穴に油を差すことで鍵が抜ける可能性はあります。
ただ、油は鍵穴に残ってしまい後々、ゴミやホコリが吸着して鍵が壊れる原因になります。
抜けた後は鍵穴のメンテナンスをしておく
鍵が無事に抜けたのなら、その後の処置が重要です。
一度抜けなくなった鍵というのは、また抜けなくなるといった事が起こる可能性が高いです。
今回はたまたま抜けたからよかったものの、次は抜けないかもしれない…
適切な鍵のメンテナンスをしておきましょう。
詳しくは鍵の修理方法へ
鍵が抜けないまま放置しておく危険性
鍵がささったままだとシリンダー内部のピンやディスクは揃っている可能性が高く、鍵は回ります。
もし鍵が回らない場合であっても、鍵を動かした拍子にピンやディスクが揃い、鍵が回る可能性があります。
▼自分での対処が不安な方は▼
まとめ
鍵が抜けないといった場合、
✔️鍵が適切な向きになっているか確認する
✔️鍵を小刻みに揺さぶりながら抜く
✔️どうやっても鍵が抜けないのであれば、鍵自体を交換するか、鍵屋に依頼する
✔️慎重に依頼する鍵屋を選ぶ
✔️鍵を力技で抜くのはやめましょう
✔️鍵が抜けた後も鍵穴のメンテナンスはしておきましょう