ドアクローザーの調整と交換方法は?油漏れは交換のサイン?

ドアクローザーの調整と交換方法鍵を交換したい

最近ドアがバタンと閉まる

ドアクローザーから油が漏れて垂れてきた…

交換したいのだけど寸法とか型番がわからない…

交換方法がわかれば自分で交換できるのに…

ドアクローザーとは、ドア上部に付いている開け閉めの速度を管理する部分です。

ドアが勢いよく閉まってしまう場合は、ドアクローザーの調整や交換が必要でしょう。

ここでは・・・

▶︎調整の仕方

▶︎交換するドアクローザーの選び方や交換手順

を詳しく解説しています。

自分で対処したい方は是非参考にしてみて下さい。

ドアクローザーの機能や仕組み

ドアクローザーの役割はドアが閉まる時の速度調整です。

ドアクローザーがない場合、ドアは重みや、風の影響で勢いよく閉まります。

指を挟んだりした場合、大きな怪我につながらないようにするための機能になります。

また、閉まった衝撃で錠前や、ドア枠の損傷を防ぐためでもあります。

ドアクローザーの調整方法

速度調整できる範囲

速度の調整方法

ドアクローザー本体の側面速度調整弁があります。

速度を速くする

調整弁を反時計回りに回す ↪️

速度を遅くする

調整弁を時計回りに回す ↩️

2回転以上回すと油漏れの原因になりますので気をつけましょう。

ドアが開いた状態で止まるようにする調整方法

扉を90度開けた状態で、ブランケットの下部のネジを強くしめる事で扉が開いた状態でストップします。

交換にはRYOBIのドアクローザーが万能

ドアクローザーを交換するとなると、取り付け穴の位置が合うもので交換するか、ドアに別で穴を加工する作業が必要です。

また、現状と全く同じタイプの製品を探すのもなかなか大変です。

そこでRYOBIのドアクローザーなら取り付け位置を自在に調整できるので大抵のドアに加工なしで取り付けできます。

ドアクローザーの交換手順(RYOBI万能ドアクローザー)

1.アームの連結部分を外す

アームの連結部のネジを外しアームを分裂させる

アームの連結部にネジがない場合はマイナスドライバーなどでこじながら外す

それでも外れない場合はアームを外さないで本体とブランケットを外してもOK

アームを分裂させないで、ブラケットを外すと油圧で扉方向に引っ張られるので注意

2.ブラケットを外す

固定ネジ(3.4箇所)を外すとブラケットが外れます。
重いので落下注意

3.ドアクローザーの本体を外す

▶︎本体側面にネジがあるタイプ

本体の固定ネジを外して横にスライドさせて外す

本体側面の固定ネジを外して本体を蝶番と反対方向にスライドさせると本体は外れます。

▶︎本体の正面にネジがあるタイプ

本体の固定ネジを全て外すと本体が外れます。
かなり重いので手で支えながら外します。

ネジが固くて外れない…強引に外そうとしたらネジ山が潰れてしまった…

A.ネジ外しを使うと使いやすいです。

4.ブラケット取り付ける 

ブラケットのネジを緩めるとネジ穴がフリーに動きます。
ネジ穴にブラケットの穴を合わせてネジを強めに締めて取り付けする。
ネジ穴が3つしかない場合は、追加でネジ穴を加工する必要があります。

ネジが下向きになる場合は緩んでくる場合があります。

ネジ緩み止めを塗布するのがいいでしょう。

5.ドアクローザー本体を取り付ける

本体固定板をパーツ毎に分けます。
本体に付属のアームを取り付ける
ドアの上部からネジ穴のピッチ(距離)をメジャーで測る
ピッチにあった本体固定板①のネジ穴(5つ)の内の2箇所をドアのネジ穴と合わせて固定する

⭐️図 説明書参照

本体固定板①の上に固定板②(横長のプレート)を合わせて固定板③のネジで仮で緩めに固定する。
固定板②の向きに注意!吊元側の刻印をドアの蝶番側にする
ドアを閉めた状態で固定版②(横長のプレート)の矢印の範囲内にブランケットの中心が収まるように位置をセットし、固定板③のネジを締めて固定する。

※ネジ穴は取り付けれる位置であれば基本的にどの部分を使っても良いです。

本体を蝶番側から爪にピンを引っ掛けてはめます。
そこから蝶番側にスライドさせて固定ネジを取り付ける

6.アームを連結させる

ブラケット側のアームは回すと伸び縮みします。
本体側のアームを動かし(固いです)ブラケット側のアームと連結させます。
ブラケット側はドアに水平になる様に長さを調整し、本体側のアームとネジで固定します。
キャップをはめれば完了です。

交換する際の注意点

ドアクローザーの落下に注意

外す作業の際、ドアクローザーは重いので外した時に落下して怪我やドアに損傷を与えてしまう可能性がありますので注意しましょう。

ネジの締め忘れ

ドアクローザーはドアの上部についているものなので、ネジの締め忘れや、締め方が弱い場合など、取り付け後、時間が経つと、重量で他のネジが緩み、落下して怪我をする原因になります。

取り付け位置や角度を間違える

取り付けるネジ穴やアームの角度がずれてしまうとドアが閉まらなくなる恐れがありますのでよく確認して取り付けしましょう。

油漏れの原因は?

原因①経年劣化による部品の損傷

ドアクローザーの寿命は10年〜15年ぐらいだと言われています。

内部の部品の損傷して油漏れが起こっている場合は基本的には修理は難しく(内部部品のみの販売がないため)ドアクローザー本体を新しいものに交換するのが一般的だと思います。

調整弁の回しすぎ

速度を調整する調整弁を2回転以上回す油漏れが起きる原因になります。

鍵屋に依頼する場合の費用目安は?

出張料金+交換工賃+本体部品代

がかかる費用となります。

【費用目安】

出張料金4,000円〜5,000円程度
交換工賃10,000円〜20,000円程度
本体部品代10,000円〜20,000円程度

ただ、あくまでも費用の目安になります。

依頼する鍵屋によって料金は全く異なります。

中には高額な請求をされる鍵屋もありますので慎重に選ぶことをお勧めします。

まとめ

✔️ドアクローザーは安全性やドアの損傷を防ぐために必要な部品である

✔️調整方法は調整弁を回すだけだが、2回転以上回すと油漏れの原因になるので注意

✔️RYOBIのドアクローザーならほとんどのドアに取り付けが可能

✔️ドアクローザーはドライバーがあれば自分で交換可能

✔️自分で交換するなら

・ドアクローザーの落下

・取り付けネジの締め忘れ

・取り付け位置の間違い

に注意しよう

✔️鍵屋に交換を依頼する場合は高額ない鍵屋に注意

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