うっかり車内に鍵を置いたままドアロックをかけてしまった!
スマートキーが車内にあるのに鍵がかかってしまった!
子供やペットが車内から鍵をかけてしまった!
鍵がない!もしかしたら車内にあるかも…
鍵を開けて確認したい!
ほんのわずかな気の緩みで起こってしまう車のインロック。
急いでいる場合や、出先で身動きがとれないなんて場合は本当に大惨事です。
こういった場合こそどう対応するかが重要です。
冷静さを失って対応を間違えると余計な出費や時間を費やしてしまいます。
気持ちを切り替えて最善の対処をしましょう。
ここでは車のインロックの・・・
▶︎自力での開ける方法
▶︎業社に依頼するといくらかかるのか
▶︎業社と自力、どちらがお得か
などを詳しく解説していますので是非参考にしてみてください。
※車内に鍵がない場合やスペアキーもなく鍵の作成が必要な場合はコチラ
お急ぎで車の鍵を開けたい方は▼
自力で開けるか業者に依頼するか?どっちがお得?
▶︎業社に依頼する場合
・手間がかからない
・故障などのリスクが少なく安全に解決できる
・費用がかかる
▶︎自力で開ける場合
・費用がかからない
・手間がかかる
・故障などのリスクがある
・開けられない場合もある
・余計な費用がかかる可能性がある
業者に依頼すると当然費用がかかります。
ちょっとうっかりしただけで何万円の出費はイタい…もったいない…と思われるのも当然です。
ただ、自力で開けるにしても手間や時間、故障などのリスクが伴います。
時間をかけて頑張ったけど結局開けれなかった…更にはドアが壊れて修理代が余計にかかってしまった…なんてことも。
賢く費用をおさえて素早く解決するならば、安くて早い適切な業者を探す事に時間を使ってみてはいかがでしょうか?
その上で、自力で開けれるか試したい方は下記事を参考にしてみてください。
ディーラーや販売店にスペアキーはないの?
車の鍵を開ける方法【自力でできる】
スペアキー/メカニカルキーを使って開ける
自宅にスペアキーがある場合は取りに行くのが良いでしょう。
また、スマートキーのリモコンがきかず、開けられない場合などは、メカニカルキーを使えば開けることができます。
メカニカルキーは、スマートキーに収納されています。
差金を使って開ける
差金やハンガーを加工したものを前部座席ドア後部寄りの窓と防水ゴムの隙間から差し入れ、内部のロック機構を引っ張り上げ解錠する手段です。
ただし、開けれるタイプは古い車種のものに限られていますので、開けれない場合もあります。
後、ご自身でやる場合は差金が抜けなくなる可能性や、ドア内部の部品が損傷してしまう可能性がありますのでご注意を下さい。
ハンガーを使って開ける
まずは、硬い素材のハンガーを棒状に解きます。(プラスチック製品は不可)
前部座席ドアの後部寄りの隙間に、エアーインフレーターの様な工具を入れ(無ければ傷がつく恐れがありますがマイナスドライバーでも代用可)強引にドアに隙間をあけます。
エアーインフレーターとは▼
そこから加工したハンガーを入れて
内部からロックを解錠するという手段です。
ただし、隙間をあけすぎるとドアが変形したり、ハンガーの出し入れによって多少の傷ができる可能性があります。
テニスボールを使って開ける
テニスボールに穴を空け、鍵穴に空けた穴を合わせてテニスボールを力一杯押しつぶす事によって空気圧で内部のロック機構が動き、鍵が開く可能性があります。
ただし、殆どできません。
開いたらラッキー程度に考えておいてください。
ピックアップツールを使って開ける
窓を割って開ける
修理代はかかってしまいますが、中に子供がいる場合などの一刻を争う状況であれば、仕方がないと思います。
窓が飛び散らない様に、養生テープなどを窓に貼り付けてから適当な鈍器で叩き割りましょう。
自分で割る事が出来ない方は119で救急隊を呼ぶのが良いでしょう。
救急隊も同様、窓を割って開ける手段となります。
業者に依頼すると当然費用がかかります。
ちょっとうっかりしただけで何万円の出費はイタい…もったいない…と思われるのも当然です。
ただ、自力で開けるにしても手間や時間、故障などのリスクが伴います。
時間をかけて頑張ったけど結局開けれなかった…更にはドアが壊れて修理代が余計にかかってしまった…なんてことも。
賢く費用をおさえて素早く解決するならば、安くて早い適切な業者を探す事に時間を使ってみてはいかがでしょうか?
車の鍵を開ける方法【プロの業者の開け方】
鍵穴をピッキングして開ける
ピックと言われる先の細い金属の特殊工具で
鍵穴内部のディスクタンブラー(鍵の仕組みの部品)
を手動で揃えて開ける手段です。
大抵の車は、このピッキングで開ける事ができます。(稀に開けられないものもある)
車体を傷つける事なく解錠する事が可能です。
動画でご覧になりたい方は▼
トラックの鍵をインロックしてしまったのですぐに開けに来てほしいとのご依頼がありました!
鍵の形状 | ギザギザ鍵 |
鍵の解錠方法 | ピッキング |
作業時間 | 5分 |
鍵は車内に置いたままドアをロック状態で締めてしまい、ロックがかかってしまったそうです。
鍵穴があればほとんどの車は開けることができます!
鍵穴をピッキングして解錠方向に回します!
無事ドアが開き、鍵を取り出すことができました!
スマートキーの誤作動で鍵を車に閉じ込めてしまったとの事で鍵を開けてほしいとのご依頼がありました!
メーカー/N-BOX | HONDA /N-BOX |
鍵の型式 | 薄型のウェーブキー |
作業時間 | 20分 |
NBOXの鍵は鍵穴が小さく、ピッキング解錠はかなり難しいタイプになります!
苦戦しましたが無事内部のピンを揃えて解錠いたしました!
鍵を作成して開ける
鍵には識別コードが刻印されています。
車内の鍵が見える位置にある場合や、他の場所にスペアキーがある場合は、そのコードから鍵を作成して開けるといった手段が使えます。
また、識別コードがわからなくても鍵屋なら鍵穴を見てその場で鍵を作成することができます。
これは、鍵屋しかできない技術です。
鍵穴から鍵を作成する方法はこちら安全に開ける一番の手段でしょう。
カーオープナーを使って開ける
ドアにエアーインフレーターで隙間を空け、カーオープナーを挿し入れて内部からロックを解除する方法です。ピッキングで、開けることのできない鍵などの場合はこの方法を使います。ただ、車体に傷がついたりドアが歪むリスクがあります。
インロックの対応ができる業者
出張鍵屋
ピッキング、鍵作成どちらの手段も対応できます。お電話一本で現場まで出張し、その場で解錠できるでしょう。料金は鍵屋によって違うので要注意です。
(公式サイトはこちら▶︎JAF )会員なら無料で解錠できます。基本的にはカーオープナーや、ピッキングによる解錠になります。鍵を作成するのは不可です。
こちらもお電話一本で現場まで出張し、その場で解錠できるでしょう。
インロックの鍵開けの依頼をするには、基本的に車の所有者である事がわかる身分証が必要になります。
車の鍵開けを業者に依頼する場合の費用や作業時間の目安
メーカー、車種によって鍵の構造は様々です。
鍵穴や、車体内部の構造が複雑なものほど開ける技術を必要とし、費用も高くなります。
例えば、
ピッキングで開ける場合
外溝キー(ギザギザの鍵) | 内溝キー(ウェーブキー) | |
▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎防犯性能が高くなる(料金も高くなる) |
【料金目安】
▶︎ギザギザ鍵の鍵開け
費用 | 8,000円〜15,000円程度 |
作業時間 | 5分程度 |
▶︎ウェーブキーの鍵開け
費用 | 8,000円〜22,000円程度 |
作業時間 | 10分程度 |
※あくまでも目安です
依頼する鍵屋は慎重に選ぶことをお勧めします。
依頼する鍵屋によって料金が大きく変わるケースもあります。
インロックが起こる原因と対策
スマートキーの誤作動
スマートキーは電波を車体に送ってロックを解錠する仕組みですが、電池の残量が少なくなると、電波自体が弱まり、車内に鍵があっても、鍵が近くにないと認識されロックされる可能性があります。
【対策】
・電池はこまめに交換する
電池の標準的な寿命は1〜2年です。
電池の残量が少なくなるとアラームやランプなどで知らせてくれる場合もありますが、こまめに交換しておくのが良いでしょう
▶︎電池の交換方法
①メカニカルキーを抜く | ②スマートキーの隙間にメカニカルキーの先端を差し込む | ③メカニカルキーをひねる |
④スマートキーを二つに割る | ⑤電池を取り出す(先の細いものを使うと取り出しやすい) | ⑥新しい電池を入れて元に戻す |
・メカニカルキーを複製して保管しておく
メカニカルキーとは、スマートキーの中にある物理的な鍵のことです。
スマートキーの中に入っている為、メカニカルキーごとインロックするケースが多いです。
別の場所に保管しておくといざという時に助かります。
物理キーなので機械的なトラブルは関係なく鍵穴から開ける事ができます。
手動で内側のロックを閉めたままドアを閉める
普段から鍵でロックをしない癖がついている方は、ついうっかり鍵を車内に置き忘れたまま閉めてしまう可能性が高いです。
こういう場合は何度も繰り返す可能性が高いので気をつけましょう。
車内の子供やペットが閉めてしまう
インロックは保険適用できる?
保険を適用すると保険料は上がってしまうの?
まとめ
自力で車の鍵を開けるのはリスクが大きい
✔️業者ならほとんどリスクがなく開ける事ができるが費用がかかる
✔️JAF会員なら無料で開ける事ができる
✔️業者に依頼する場合は所有者と確認できる物が必要
インロックをしないためにも対策はしておく
✔️保険が適用できる場合もあるので内容を確認しておく