シャッターの鍵が固くて回らない!
鍵が奥まで入らない!
鍵を開けてもシャッターが上がらない!
鍵を紛失してしまった…何とか開ける方法はないものか?
シャッター鍵の不具合は使用年数が長い物ほど起こりやすく、ある日急に、鍵が開けられないといったトラブルが起こります。
こういった場合はまず原因を探る事が最優先です。
無理に力ずくで開けようとしたり、的外れな対処をしてしまうと、状況は悪化して、余計な時間や費用がかかっていまいます。
こちらの記事では・・・
▶︎シャッター鍵の仕組みを理解する
▶︎状況に応じた修理方法
▶︎緊急で鍵を開ける方法
を詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。
シャッター鍵が開かない原因と対処法
サムターンがずれている為に、鍵が完全に奥まで入らない
シャッターに何らかの衝撃が加わった場合や、鍵の摩耗によって施錠の際に完全にサムターンが回りきっていないところで止まっていると、鍵穴とシャッター錠がズレて鍵が奥まで入りません。
鍵が完全に奥まで入っていなければ、鍵の溝がズレているので鍵は回りません。
☑︎鍵が完全に奥までささらない
⭕️ | ❌ |
この場合、サムターンを適切な位置に(縦向きか横向き)戻さないと鍵は奥まで入りません。
サムターンのズレが少ない場合は鍵を差し込んだ状態で小刻みに揺さぶる事で振動によりサムターンの位置が戻り、奥まで入る場合があります。
ただ、サムターンのズレが大きい場合はこの方法では難しいでしょう。
この場合は鍵穴をピッキングという技術で回してサムターンの位置と揃える必要があります。
出張鍵屋なら電話一本で駆けつけて、その場で解決することができます▼
鍵穴にゴミやホコリが蓄積されている
鍵穴に自然に溜まったゴミやホコリが原因で、鍵の溝と鍵穴内部の部品が正しい位置に揃わなくなり、鍵が回らなくなります。
使用年数が長い物ほど蓄積されていると考えて良いでしょう。
☑︎鍵が全く回らない
鍵を差し込んだ状態で、小刻みに揺さぶりながら回す事で、鍵の溝と鍵穴内部の部品が正しい位置に揃い、鍵が回る場合があります。
又は、掃除機やエアーダスターで鍵穴のゴミやホコリを取り除く事で鍵がスムーズに回る様になる場合もあります。
鍵穴の潤滑剤が減っている
鍵穴には内部の部品がスムーズに動作する様にあらかじめ潤滑剤が入っています。
使用年数が長くなると潤滑剤は減っていき、部品の動きが悪くなる事によって、鍵が回らない、抜き差しがスムーズでなくなるといったことが起こります。
鍵穴に潤滑剤を入れましょう。
鍵穴には専用の潤滑剤があります。
クレ556 の様な油成分は鍵穴に残ってしまい、ホコリやゴミの蓄積を早めてしまい鍵が故障する原因となります。
鍵穴に異物が混入している
鍵穴に自然に異物が混入するケースは少なく、人為的な場合が多いです。
不審者のいたずらで木の枝や、接着剤を鍵穴に入れられるケースは多く、鍵は奥まで入らなくなります。
この様なケースの場合、「鍵穴付近に接着剤の垂れた後」や「シャッター周辺に木の枝が落ちている」の様な痕跡が残っている可能性が高いです。
☑︎鍵が全く、または途中までしかささらない
鍵穴に入っている異物にもよりますが、小さい物なら掃除機やエアーダスターで取り除く事ができる場合があります。
ただ、大きい物や、接着剤は取り除く事は難しく、鍵の修理は困難です。
鍵を壊して開ける手段になる事が多いでしょう。
出張鍵屋なら鍵開けや鍵の交換も即日対応できますので、依頼するのが良いでしょう。
シャッターの歪みや、中途半端に閉まっている
シャッターが完全に下に降りきっていない状態で鍵を施錠すると、ロックバーが適切な位置ではない部分で噛み合い、負荷がかかる為、鍵が回らない原因となります。
シャッターを完全に下まで降ろした状態で鍵を再度回してみてください。
負荷がなくなり、スムーズに回る場合があります。
自分でシャッター鍵を壊して開けるのはリスクが大きい
自力でシャッターを開けるとなると、シャッター鍵や、シャッター自体を壊して無理やりこじ開けるといった事が考えられます。
バールや、電動ドリルなどで無理やりこじ開ける事は出来ないこともないですが、シャッター自体が破損してしまう可能性が高く、修理にかなりの費用がかかってしまうと思います。
最悪シャッターごと交換しないといけなくなる可能性もありますので、まずお勧めはしないです。
自分では解決できない場合はどこの専門業者に依頼するのがお得?
シャッターの専門業者です。
鍵の修理や交換は幅広く対応できます。
- 取り扱いのシャッター鍵の種類が多い
- 緊急時の対応ができない場合があるので時間がかかる
- 鍵開け専門ではないので、開ける作業のみはできない
鍵全般の専門業者です。
鍵開けから鍵の修理、交換、作成まで対応できます。
- 鍵開けの技術があるので、鍵を壊さず開ける事ができる
- 24時間365日対応しているところも多いので即日対応できる
- 鍵以外の部分は対応できない場合が多い
倉庫のシャッターの鍵が回らなくて開けられないとの事でご依頼がありました!
メーカー | 三和シャッター |
鍵の形状 | ディンプルキー |
作業時間 | 15分 |
鍵が奥までささらないので回らないようです!
おそらく鍵を閉めた際に、内側のサムターンが最後まで回り切らなかった事が原因だと考えられます。
一度鍵穴をピッキングという手法で回転させて、サムターンのズレを元に戻す事で無事鍵は開きました!
鍵は壊れているわけではないので、そのままお使いいただけます!
不具合が起こらないようにメンテナンスしておこう
鍵の不具合は一度起こると再発する可能性が高くなります。
一度、正常に動くようになったからといって、安心は禁物です。
少し時間が経てば、また開かなくなる可能性が高いです。
適切なメンテナンスが必要です。
まだ新しいシャッター錠は適切な修理をすれば、今後もお使い頂けるでしょう。
詳しい修理方法はこちらへ
シャッター錠の寿命は、10年と言われています。
10年以上お使いであれば、鍵の交換をお勧めします。
シャッター錠の交換はプラスドライバー1本で誰でも簡単に交換することができます。
詳しい交換手順はこちらへ
まとめ
✔️開かない原因を突き止める事が重要
✔️強引に対処すれば時間や費用が余計にかかる可能性が高い
✔️原因が解れば自分で対処する事もできる
✔️シャッター鍵を壊して開ける場合はリスクが大きい
✔️一度開いたとしても、今後のメンテナンスはしておく
✔️シャッター屋は鍵の修理や交換は対応できる
✔️出張鍵屋は鍵開け、鍵の修理、交換、作成が幅広く対応でき、即日に対応できる
✔️業者選びは慎重にする