鍵紛失の際にかかる費用は保険会社に依頼できるのか?

その他

保険に加入して、鍵を紛失した場合は、保険会社を頼れるのか?

鍵の紛失や修理、交換など非日常でおきる不本意なトラブル。

かかる費用も様々ですが決して安くはないでしょう。

予定外の出費ほど痛いものはありません。

そこで意外と忘れがちな保険の存在。

加入内容も人それぞれかと思いますので、該当するものはないかチェックしてみましょう。

鍵を紛失した時に鍵開けや交換に使える保険って?

保険と言っても鍵のトラブルで補償されるなんてなかなか思いつきません。

それもそのはず、補償される中でも一番多いのが

火災保険

名前を聞いただけだと鍵と結びつきにくいですが火災保険は災害以外の生活トラブルの解決サービスをつけている場合があり、その中に鍵の開錠、交換や盗難に遭った場合の盗難品の被害相当にあたる補償、壊された窓などが保険対象となることがあります。

火災やその他の災害、または自然災害によって建物や家財に損害が出た場合に補償を行うものです。種類としては

▶︎家庭用火災総合保険

▶︎家庭用火災保険

▶︎個人用火災保険

などがあります。

そしてもう一つ、

家財保険

家財保険は家財補償を行う保険です。

家財保険が対応するのは住宅内の家電などのため、住宅の建物は含まれていませんので、部屋と住宅両方を守るためには二つの保険に入ることが必要です。

また鍵を破壊された場合などの鍵交換は補償範囲となる場合もありますが、鍵の紛失による鍵交換は保険対象外になっていることが多いので気をつけましょう。

その他、賃貸であれば入居者へのサポートなどなかったか思い出してみてください。

物件や住宅タイプ別注意点

戸建てタイプ

持ち家の場合は、完全に個人の管理下での事になるので負担は持ち主になります。

ご自身で加入している保険の確認をしましょう。

トラブルの時はパニックになりがちで、資料なども家の中にある事が殆どでしょう。

携帯に保険会社の連絡先を入れておくなどの対策をしておくだけでも役立つはずです。

賃貸物件

賃貸物件では、義務ではないですが契約時に火災保険への加入を勧められる事が多いです。

契約時には決め事が多いし、更新がきても自動引き落としなどにしていると忘れがちです。

持ち家と違って管理会社や大家さんが補償してくれるケースもありますので、トラブルの際はまず連絡を入れましょう。

そして持ち家と同様、やはり加入保険の確認はしておきましょう。

契約時に入る保険会社や内容もご自身で決めれますので、一人暮らしなのか家族がいるのかなど生活スタイルに合わせて加入するのも良いかもしれません。

トラブル時の対策

トラブルの種類にもよりますが、盗難なのか、紛失なのかでも対応が変わってきます。

保険会社に連絡することと同じくらい大切なのが警察に届けを出すことです。

悪用されては大変ですので必ず遺失届を提出しましょう。

また、保険会社へ請求する際は主に、被害届と施工前と施工後の写真、その領収書などが必要になってきますので、しっかりと確認しておきましょう。

基本的には作業前に連絡、確認が必要と思いますが稀に事後報告でも対応してくれる事もありますので加入している方は連絡してみましょう。

火災保険に入っていたからと言って必ず補償されるとは言い切れませんので、ご自身が加入している保険会社や内容はしっかりと確認しましょう。

主な取り扱い保険会社

・損保ジャパン日本興亜「THE すまいの保険」

・東京海上日動「緊急時助かるアシスト」「Total Assist 助かる保険」

・あいおいニッセイ同和損保「住まいの現場急行サービス」

・三井住友海上「GK すまいの保険」

・富士火災「未来住まいる」

・AIG損保(旧富士火災海上保険)「住まいのホットライン」

・日新火災「在自在・住宅安心保険」

など、こちらには大手の保険会社を一部紹介しました。

会社や内容によってサービスや補償の内容は様々です。

例えば、

・30分以内の応急処置のような作業であれば補償 ・鍵の種類によって異なる ・作業料、出張料は補償するが部品代は自己負担 ・玄関の鍵関係のみ対応

あとは、鍵屋さんの手配まで行ってくれるサービスがあったりもするので、もし未加入の方はその辺りもチェックしておくと安心です。

まとめ

・火災保険は意外と鍵紛失にも適用できる

・持ち家は自己責任の確率が高いけど賃貸物件の場合は管理会社や大家さんが補償してくれる事もあるかもしれない

・トラブル時、警察への届けも忘れずに行う

・保険はライフスタイルに合わせて自分で選べる

にほんブログ村 住まいブログ 住まいの豆知識へ

タイトルとURLをコピーしました