スーツケースの鍵紛失や番号忘れの場合に身近な物で開ける方法と対処法

スーツケースの鍵紛失鍵を開けたい

スーツケースの鍵を紛失してしまった荷物をすぐに取り出したい

番号を忘れてしまった壊さずに開ける方法はないの?

空港で預けたら鍵がかけられていた

ダイヤルの番号は合っているはずなのになぜか開かない

旅行や出張などで使うスーツケースやキャリーバック。

リモワやサムソナイトなど有名なメーカーから種類は様々です。

鍵の紛失や番号忘れでスーツケースが開けられなくなった時、どのように対処すればよいのか?

安物のスーツケースであれば壊して開ける選択肢もありますが、リモワやサムソナイトのスーツケースは「壊すのはちょっと…」となりますよね。

また、飛行機の時間が迫っていたり、すぐに中の物が必要な状況も多いでしょう。

こちらの記事では・・・

▶︎用途にあったスーツケースの開け方

▶︎スペアキーの作成

など自分で対処できる方法を詳しく解説しています。

是非、参考にしてみて下さい。

出張鍵屋に依頼する

今の時代、スマホで簡単に出張鍵屋を探せます。

電話一本で現場に駆けつけます。

鍵開けのプロですから、スーツケースに傷ひとつ付ける事なくその場で鍵を開ける事ができます。

又、スペアキーをその場で作成する事もできますので、その後スーツケースをスムーズに利用できます。

最も手間がかからない手段でしょう。

鍵の種類鍵で開けるタイプ or ダイヤル式
鍵の個数1ロック or 2ロック
作業内容鍵開け or スペアキー作成

によって費用は変わります。

メリット

・電話一本で現場まで駆けつけるので手間がかからない

・鍵屋は専門の技術がありますのでスーツケースに傷ひとつ付けず安全に開けられる

・鍵がなくてもスペアキーをその場で作成できる

デメリット

・出張料金や技術料がかかるので割高になる

空港のリペアショップに持っていく

空港によってはスーツケースを修理するリペアショップが設けられています。

リペアショップにスーツケースを持ち込まなければいけませんが、「鍵開け」や「鍵の修理」、「スペアキーの作成」、「鍵交換」などに対応しています。

ただ、スーツケースのタイプによっては対応できないケースが多いみたいなので、事前に確認してみましょう。

かかる費用目安:3,000円~8,000円程度
メリット

・出張料金がかからないので費用が安い

・鍵交換や、ラッピングサービスなど幅広く対応できる

デメリット

・近くにリペアショップがなければ持ち込むのに手間がかかる

・スペアキーの作成は日数がかかる場合がある

ラッピングサービスって何?

A.プラスチックラップでスーツケースをぐるぐる巻にするサービスです。

破損や盗難防止に効果的です。

鍵がない場合は施錠する事ができないのでラッピングサービスや防犯用のスーツケースベルトで対処するのも良いでしょう。

自分でスーツケースを開ける

スーツケースを開けるだけなら自力でできる可能性があります。

必要な工具もコンビニに置いてある物で十分可能です。

ただ、故障や破損のリスクがあります。

リモワやサムソナイト等のブランドメーカーの物になると買い換える方が費用が高くなる事が多いので、専門の業者に依頼する事をおすすめします。

ボールペンを使って開ける方法

開けられる種類:ファスナータイプ

<開ける手順>

①ボールペンを用意します。

②ファスナーの頭のすぐ側のつなぎ目にボールペンの先端を強く押し当て差し込みます。

③差し込んだボールペンをつなぎ目に沿って動かせばファスナーが外れていきます。

④ある程度外れたら手を入れて中の荷物を取り出します。

動画で見る場合は▶︎

注意すべきリスク

ファスナーが壊れて閉めれなくなる可能性があります。

安全ピンやヘアピンを使って開ける方法

開けられる種類:シリンダー(鍵穴)タイプ

<開ける手順>

①ヘアピンを2本とペンチ用意する

②ペンチでヘアピンを曲げて加工する

③ ①のヘアピンの加工部分を鍵穴に引っ掛けます。

④ ②のヘアピンの加工部分を鍵穴の奥に差し込みます。

⑤ ①のヘアピンを鍵を回す方向に力を加えながら、②のヘアピンで鍵穴内部にある動く部品(ディスクタンブラー)を探します。

⑥ディスクタンブラーが正しい位置に揃えば鍵が回りスーツケースが開きます。

 

動画でご覧になりたい方はこちら▶︎

注意すべきリスク

力を入れすぎると鍵が壊れる可能性があります。また、ヘアピンが折れて鍵穴に残ってしまうケースも。

ダイヤル番号を全て試して開ける方法

開けられる種類:ダイヤル錠タイプ

<開ける手順>

①ダイヤルを000に合わします。

②000〜999まで全てのダイヤルを合わして開くかどうかを試します。

1,000通りなのでどこかで正しい番号に当たり鍵は開きます。

注意すべきリスク

鍵が壊れるリスクはありませんが時間と手間がかかります。

※鍵屋に依頼すれば暗証番号は5分程度で解読できます

鍵を壊して開ける方法①

開けられる種類:ファスナータイプ

<開ける手順>

①ニッパーを用意します

②ファスナーの頭の金具が1番細い部分をニッパーで切断します。

③ファスナーの頭がロックで固定されているだけなので切断すればスーツケースは開きます。

注意すべきリスク

ファスナーの頭は壊れてしまいます。

鍵を壊して開ける方法②(最終手段)

開けられる種類:フレームタイプ

<開ける手順>

①バールを用意します。

②鍵穴付近のフレームの隙間にバールを入れて力づくでこじ開けます。

③内部のフックが壊れたらスーツケースは開きます。

注意すべきリスク

鍵はもちろんスーツケース本体も壊れてしまい、今後の利用はできないです。

自力では開けられないという方は▼

鍵があるのに開かない原因と対処法

鍵穴内部のゴミやホコリが原因

原因

空気中のホコリやゴミが鍵穴に内部に溜まって鍵の溝が合わなくなり鍵が回らないといった事が起こります。

対処法

鍵穴を洗浄してホコリやゴミを取り除けば鍵はスムーズに回ります。

詳しい鍵穴のメンテナンス方法はこちら→鍵修理

荷物の詰めすぎが原因

原因

圧迫による負荷がかかりロックが外れにくくなります。

対処法

スーツケースに体重をかけ、押し込みながらロックを外します。

番号を揃えても開かない原因と対処法

ダイヤル番号が再設定されている

原因

スーツケースの種類によっては、解錠番号を変更できる機能がついているものがあります。

鍵を閉めた際に、ボタンを押してしまった事で、気づかぬ内に番号が変わってしまったケースがあります。

対処法

気づかぬ内に番号変更された場合は、元々の暗証番号に近い数字の可能性が高いです。

暗証番号に合わせて、それぞれのダイヤルを順番に1〜2目盛ずらして試してみれば開くケースがあります。

それでも開かない場合は上記にもある様に000〜999の組み合わせを全て試して開けます。

スライド式ロックの使い方を理解していない

原因

暗証番号を揃えた時点でロックが解錠されるわけではありません。

対処法

暗証番号を揃えた後、鍵穴部分を横にスライドさせてロックを解錠します。画

空港で預けたら、スーツケースの鍵が閉められていた原因と対処法

原因

海外の場合、空港の職員がスーツケースの中身を確認する事があります。鍵がかかっている場合、スーツケースを開けて中身を確認します。
その為に、最近ではTSAロックといって、空港の職員が持っているマスターキーで開ける事ができる鍵がスーツケースに付いています。
鍵を開けたまま預けると、中身の確認をした後、鍵の施錠を行う為、鍵がかかって戻ってくるといった場合があります。

対処法

上記で述べた様にTSAロックでもピッキングは可能です。
鍵屋に依頼するか、自力で鍵を開ける方法を試してみましょう。

スーツケースの鍵だけほしい場合

メーカーから取り寄せする

各スーツケースのメーカーにシリアルナンバーを伝えて合鍵を取り寄せする事ができます。

シリアルナンバーとは、鍵に刻印させている(アルファベットと数字)又は、鍵穴付近に刻印されています。

かかる費用:2,000円〜3,000円程度
かかる期間:1〜2週間程度

出張鍵屋に作成を依頼する

出張鍵屋なら鍵穴からスペアキーを即日作成する事ができます。

ディンプルキーなどの複雑な種類は作成ができない場合もあります。

かかる費用:15,000円〜20,000円程度
かかる期間:1時間〜2時間程度

まとめ

✔️スーツケースを安全に開けたい場合は専門の業者に依頼する

✔️手前をかけたくないのであれば鍵屋に依頼する

✔️費用を安く抑えたいならリペアショップやメーカーに依頼する

✔️スーツケースより荷物を取り出す事を優先するなら自分で開ける方法を試してみる

✔️ダイヤル番号は気づかない内に変更している可能性がある

✔️スペアキーはシリアルナンバーから注文できる

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